ウレタンいろは
ウレタンと聞くと・・・
写真のようなスポンジを想像しませんか?
最近では、低反発まくらやマットレスなどにも使用されています。
柔らかい感じですよね。
そもそもウレタンとは・・・
ポリオールとポリイソシアネートを混合して作られた均一なプラスチックです。
この写真の製品は、すべてウレタン製品なんです!
硬質ウレタンフォーム、ウインカーレンズ、パン(!?)驚きですよね。
ウインカーレンズは経年劣化のため黄変してしまっておりますが、無色透明品も承っております。
硬質発泡ウレタンフォーム
弊社では、メーカー(日清紡ケミカル株式会社)より仕入れた
硬質発泡ウレタンフォームの加工をし、日本各地に出荷しております。
また、運送会社と提携しており、迅速な対応が可能です。
硬質発泡ウレタンフォームは、
FRP用中芯、船舶、保冷コンテナ、モデル、木型の代用などに使用されています。
最近では、テーマパーク等のFRP用原型(木型)にも使用されております。
縦横サイズは1,000mm×2,000mm、厚みは最大500mmです。(下記DLファイル参照)
30mm×30mm×30mmのような細かいサイコロ状や、
10mm×500mm×2000mmのような薄い板状にもカットします。
【メリット】
ケミカルウッド(合成木材)に比べると重量が軽い!
加工が容易→デザインモデルの確認、木型の代用、パイプカバー等
発泡スチロール、スタイロフォームよりも高い断熱効果!
原液発泡が可能→現場で形状に合わせて発泡できる
溶剤に強いため、FRPの原型に使用できる。
上の写真の通り、とても軽いです!
サイズは
硬質発泡ウレタン:55mm×101mm×101mm(比重0.14)
ケミカルウッド:50mm×97mm×98mm (比重0.85)
使用用途によって、比重が高い材料が良い場合もあります。
【デメリット】
加工後に表面仕上げが必要(そのままだと粉っぽくざらざらしている)
発泡スチロールやスタイロフォームに比べて高価
壊れてしまうので複数回FRP型を取ることができない
原料変更に伴い、
色が従来は【白色】でしたが、原料変更後は【薄い褐色】になります。
物性等に大きな違いはありません。
写真の真ん中が原料変更品、左右が従来品です。